中国の海警局が海洋警備力の増強を計っているようだ。
そもそも、この海警局は習政権に移行して中国が海洋国家を標榜していることの一環であり、それには日本の領海である尖閣諸島海域への中国の権力の伸長と意図し、そのために日本の海上保安庁の巡視船の海上警備力に対応するだけの能力保持を目指しているのであろうが、計画している増強の規模が国際通念では測りきれないものである。
「2020年には、世界最大」規模の海洋巡視能力になるとするのは、中国メディアの穿った見方であって、そもそも、海警局の能力規模が米国の沿岸警備隊に勝ることの意味は、全くないのである。
これらのことから筆者なりの感想を述べるならば、経済の伸長が滞っている中国にあって海洋警備力を増強することは巨大巡視船の建造をはじめとして考えられるのは「経済復興の刺激策」であり、対日本の観点に立てば「尖閣海域への警備強化を示すことで、国民の支持をつかむ」ということであり、外交面でも中国の軍事力の増強を誇示することで「外交交渉を優位にすすめる」ということなどが、この海警局(因みに中国メディアは、これを「第二の海軍」と呼ぶらしい)所属の巡視船の建造の真の目的であると考えられる。(
この記事を参照のこと)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
新規、来月、2月1日に、有料メルマガを発刊いたします。
■ 特集記事を中心に、「これからの日本について」考えるメルマガにしたいと
考えています。
■ なお、登録後1カ月間は、無料で購読できます。
是非、ご一読ください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
☆☆ クール中佐「日本の未来を考える」/ 未来予測の指針を提供いたします
☆☆ ( http://www.mag2.com/m/0001624351.html )
★★ < 2月 1日号 (隔週、土曜日配信) (創刊号) 通巻 001号> ★★ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
○ 特集1 : 危機に備える
○ 特集2 : 日本人の「食の安全」を考える
○ 時事ニュース解説
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
発 行 者 : クール中佐 'Web Journalist, Future Producer
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発行者ブログURL : http://ameblo.jp/excool333/
発行者へのメール : cool333a@inter7.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001624351.html (個別ページ)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★